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問題意識

なぜ、「次世代のリーダーシップ」が欠かせないと考えるか?
近代文明が直面する危機を、いくつかのわかりやすい数字で見てみましょう。

21万人

2000年~2030年の間、一日当たりの世界人口の純増(平均)。5日ごとに、100万人都市が一つ地図に加わる計算です。その中でも、まだまだ物質的にもっと豊かになりたい人々が大半を占めています。食糧、水、エネルギー、インフラ、住居、輸送手段など、生きるための生産と消費はこれからも増え続けます。

110億人

国連によると、地球の人口増加はなお速いペースで続いていて、2100年に、世界人口は110億人を突破する可能性があるとしています(2016年現在は74億人)。人口増加 × 豊かな暮らしへの欲求が、世界経済の成長をもたらしている一方、さまざまな環境問題や社会のひずみをも生んでいます。

+70%

世界銀行は、都市からの固形廃棄物(プラスチックなど)が、2012年の13億トンからのから2025年の22億トンへと、わずか13年で約70%増える可能性があると発表しています。急激な都市化に伴い、自然界としては吸収し難い速度での汚染物質の増加が進んでいます。陸地においてのみならず、海に浮揚する数兆個のプラスチック破片も生き物を苦しめ、自然の営みを乱しています。

400ppm

1958年から、ハワイのマウナ・ロア観測所で計測されてきた大気中の二酸化炭素の濃度は、2014年に初めて400ppmという大台を超えました。科学者の警告にも関わらず、これからも、気候変動を引き起こす二酸化炭素など、温室効果ガスの濃度は増え続ける見込みです。

565ギガトン 対 2795ギガトン

産業革命以前と比較して、地球の平均気温の上昇を2℃以下に抑えなければ、気候変動は暴走し、地球上の生命維持が難しくなると広く指摘されてきました。人類は、この臨界点を超えないために、あと565ギガトン(1ギガトン=10億トン)の二酸化炭素しか排出できないといわれています。それに対して、2016年時点で確認されている化石燃料の埋蔵量をすべて燃やしたとすれば、約2795ギガトンの二酸化炭素が排出されると試算されています。化石燃料依存症から脱却することが、私たち人類がいま直面している緊急課題の一つです。

1% > 99%

世界の最も豊かな1%の人々は、2016年時点で既に地球全体の富の50%以上を保有していると英国のNGOオックスファムが試算し、2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)で発表しています。つまり、1%の人々は、残り99%の人々より多くの富を手にしていることになります(実はもっと極端です。億万長者のトップ62人が、世界の富の半分以上を占めていると言います)。このアンバランスは、金融資本主義が進むにつれて悪化しつづけ、貧富の非常に大きな格差をもたらしています。貧富の格差は、不信と憎悪の連鎖を作り出し、いま、世界で頻発している紛争やテロとも深く関係しています。

行動によって、現状は変えられる!

これらの数字が示す現状を変えるには、全く新しいリーダーシップが必要です。
新しい文明への道筋をつけるには、
志をエンジンとして、
ネットワークの力を活かして
情熱溢れる素敵な人々の活動を通じて、
大きく波及していく行動の輪をつくる
以外にないと考えています。これこそが、NELISの存在意義でもあります。